2014/04/28

隅田川の夢──東尾久(おぐ)

2014.4.12【東京都】──「隅田川を歩く_6」


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隅田川堤防 尾久の原公園〜尾竹橋付近(Map)


 「悲しい色」をした隅田川流域にもこんな場所があるとは驚きました。
 ここは工場跡地(ADEKA:旧 旭電化工業)を整備した尾久の原公園に面した堤防で、隣接地は首都大学東京荒川キャンパス、東尾久浄化センター(下水処理施設)とされます。
 現在は、東京都が自由に使える区画に「理想的な隅田川の姿」を描いただけですが、こんな堤防が連なり水質が改善されれば、庶民が弁当を広げる「江戸時代のような光景」がよみがえるかも知れません(上もスーパー堤防とされるそう)。
 非常にハードルが高い「夢物語」でも、これが希望と受け止めたいところです。

 そんな意識で整備をすれば、下の構造物も隅田川とは思えない絵となります。


 隅田川流域には江戸時代から建物が密集し、流路変更や大規模工事ができないため、荒川放水路(現荒川)が建設されました(明治末期〜昭和初期)。
 この付近では、隅田川・荒川とも海から潮の満ち引きの影響を受けるため水面の高さは同じでも、両河川の堤防の高度差はこれだけあります。
 増水時は隅田川流域を守るため、上流の岩淵水門を閉じ大量の水を受け入れる必要があるので、荒川河川敷の構造は大規模なものとなります。
 また、明治末期から始まったとされる地盤沈下に気付いたのは、関東大震災後の測量時(大正末期)のため、一層荒川堤防の役割が重要視されました。

 首都防衛線に例えると、荒川の堤防が石垣で、岩淵水門が北の鬼門と言えるかも知れません……


尾竹橋通り(Map)

 右写真は、左右に走る尾竹橋通りに斜行する旧水路と思われる通りで、付近に幾筋も残される様子から、江戸時代には隅田川の水を引く水田が広がっていたと思われます(右は下地図地点)。

 荒川区内にはもんじゃ焼き店が多く「荒川もんじゃ」の自負があるらしく、あらかわ遊園付近の店のようにガキ時分から親しむ「荒川もんじゃー」たちには、観光向けの月島は「気取りやがって」と映るようです。

 付近には、地名に残らない峡田(はけた)第○とされる小学校がいくつもあるので調べると、江戸時代に上野寛永寺の寺領「峡田領」に由来するらしい。
 律儀にその名を残すとは、いい関係だったのか、完全に配下とされた地域だったのか……


追記
 New Macから見える景色_1──「デジタルカメラ」の立ち位置

 新しいMacの印象を書こうと思っていたのですが、現在もBlog文章用のワープロ状態で経験値は上がらず、2ヶ月以上経過してしまいました……

 これまで使用の自宅マシンは「iBook(G4):レジェンドながら現役」で、使用アプリケーションも旧PowerPC用なので現行のIntelマシンで使用できず、旧データも開けない異次元に飛び込んだことになります(新マシン:MacBook Pro Retina, 13-inch, Late 2013)。
 そんな覚悟はあっても、事前の想像が及ばなかったのがデジタルカメラです。
 2006年暮れに購入したカメラ対応ソフトが見当たらずメーカーに問い合わせると、「あなたのカメラはサポート対象外なのでApple標準のソフトを使用せよ」の回答。
 カメラ自体は8年目ながら一度の故障・修理もなく(先代のフィルムカメラは7〜8年間に3度修理し、最後は絞りがNG)愛着も感じるのに、レジェンド宣告とは……
 カメラには、大切に使えば長く使える機器の印象がありましたが、デジタルカメラとなってからは、コンピュータ業界の戦略に従うしかないようです(カメラが切り捨てられるとは思いもしなかった)。
 カメラの世界に革命が起きた、と言うよりも、デジタルカメラはこれまでの「カメラの認識」とは別の存在となった、とした方が分かりやすい気がします……

2014/04/21

採算より安全優先──日暮里・舎人ライナー

2014.4.5【東京都】──「隅田川を歩く_5」


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 今回は2008年開通の「日暮里・舎人(とねり)ライナー」沿いを歩きます。
 ゆりかもめ同様の「新交通システム:遠隔運転」ですが、右座席前方は隠し運転台らしく、非常時はそこで操作するようです。
 ゆりかもめは東京都の第三セクターですが、こちらは都営。


 車内座席は長椅子とクロスシート(1 or 2人用)が混在するので、通勤路線にしては定員が少ない印象があります。車内からも「全部長椅子にすればもっと乗れるのに」の声を耳にしますが、混雑時の定員オーバーを回避する事故防止措置とのこと。
 開通から日も浅く、莫大な借金返済に向けて稼ぎたいでしょうが、朝のラッシュ時混雑率143%(金沢シーサイドライン:114%、ゆりかもめ:89%)という数字は、新交通システムにおいては危険レベルなのかも知れません。
 正しいと思われる方針の元で、早期の混雑率軽減対策が求められています。


見沼親水公園(Map)


 終点の「見沼親水公園」とは、旧見沼用水の上に作られた水路沿いの公園です。
 見沼用水は、江戸期まで東京湾に流れ込んだ利根川の東遷(銚子方面へ変更)と、荒川の西遷(隅田川方面へ変更)後、新たな農地利用に向け建設されました。
 高架のホームからは、住宅がビッシリと並ぶ光景しか目に入りませんが、ビルは建っても地形は変わらないので以前の湿地の様子を思い描くと、「ここはいい農地になる」と期待を高めた広大な平坦地が見渡せます。


 この路線は、近隣に開設された足立トラックターミナル、北足立市場、足立流通センターに出入りする大型車による渋滞が常態化するため、当てにならないバス路線頼りの地域住民のために建設されました(それができる東京都ってすごいよね)。

 線路末端の姿は路線延長の可能性を感じさせますが、この先は埼玉県という状況は都営地下鉄三田線終点の西高島平と同じで、全線開通(1976年)以来「可能性を残したまま」の状況は変わっていません。
 自分都合で突っ走ったくせに中心地に従えとする東京都の傲慢さは、上のように無視されて当然でしょう……


都立 舎人公園(Map)


 舎人公園では「春の花火と千本桜まつり」が開催され、出店やパフォーマンスがズラ〜ッと軒を並べます。
 その中に反アーレフ(オウム真理教)団体のテントを見かけます(施設のある足立区入谷は公園のすぐそば)。
 内状不明の団体なので、マスコミにチェックしてもらいたいが関心を集めても困ると、国民に不安を与える団体を、信仰・活動の自由として放置していいわけがない!

 学校で学んだ「舎人」は、皇族・貴族に仕えた警備等従事者で「何でこの地に?」と思うも、付近にあった舎人城主の「舎人氏」に由来するとのこと。ゆかりがあったとしても、どうもしっくりと来ません……
 右は出番を待つ大道芸人。


西新井大師(總持寺)(Map)

 東京の西側(神奈川県)で育った者が西新井大師と耳にすると、モヤモヤッと「東京の東側(反対側)の外れ」的イメージを抱きますが、初めて歩いてみれば「Not Badじゃん」の印象。
 こちらで育った人が、多摩川まで来る機会が少ないことと同じなのでしょう。

 弘法大師(空海)を祭る関東厄除け三大師(川崎大師、観福寺大師堂)とされ、お祓いを受ける自動車が本堂前に並ぶ光景から、リアガラスに貼られた西新井大師交通安全ステッカーが思い浮かびました。

 寺社の参道にあるせんべい屋では、商品ケースが古く個性的なものほど「味がしみてそう」と感じたりします。
 上得意である年配者の、考えなしに「せんべいで十分」と手みやげにする習慣は、「またせんべいをもらった」と自分に返ってくる繰り返しを生むようです(好きならいいが)。
 また「せんべいぐらい持って行こう」と、手みやげの代名詞に使う人も多いようで、「みやげ」の表現ではかしこまってしまうも、「せんべい」は気取らない心付けの表現とするところに、江戸期の感覚が息づく様を感じます……


 追記──この春、楽しみな女優

 どちらもNHKの、連続テレビ小説「花子とアン」吉高由里子、ドラマ10「サイレント・プア」深田恭子に注目しています。
 現在「最も性格が悪そうな女優=吉高由里子」が、けなげで上品に振る舞おうとする主人公を「演じる姿」を、これぞ「少女漫画的な虚構」と楽しんでいます。
 ミスマッチから吉高本人の「可愛さ」をあぶり出そうとする演出のようで、今後が面白くなりそうです(結構本気で頑張っている様子。「てっ!=じぇ!」の意らしい)。
 一方、整った容姿でも「人形」のようにしか見えなかった深田恭子には、「人形に魂が入った」ようで目を見張ります。
 演技の上達と言うより、気持ちを伝えられる存在(役者)となった印象を受けます。
 そんな目で彼女を見直す現在「なんて可愛い!」と、惚れ惚れ応援しています。
 そして、言わずもがなの「軍師 官兵衛」中谷美紀ちゃんには、気持ちを委ねています……


 追記──ポール・マッカートニーの再来日コンサートチケットをゲット!

 前回外れた人を優遇してくれたのか(ダフ屋が力を入れなかったのか)、今回はすんなり取れました(というか、売れ残っている様子)。
 屋外(国立競技場)なので、雨が降らないことを祈って……

2014/04/14

水辺の景勝地とされた──王子

2014.3.22【東京都】──「隅田川を歩く_4」

 前回のお花見レポートを先に掲載したため、季節は開花前に逆戻りします。


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王子駅周辺(Map)

 右は飛鳥山公園から王子駅南口に通じる跨線橋。
 上野〜赤羽付近の線路は高台下の斜面際を通るので、結構眺めのいい跨線橋があったりします。

 下は王子駅付近の旧石神井川に架けられた音無橋(1930年:昭和5年)で、足下は渓谷のような景観です。
 武蔵野台地の水を集めた石神井川が、台地のふちを浸食し隅田川方面へ下る水路が王子七滝を生み出しました。
 おそらく等々力渓谷のような景観だったでしょうが、洪水対策として飛鳥山の下にバイパスを通したように、橋下の音無川親水公園は、防災対策万全で野趣のない公園として整備されました。
 人工的に配した岩が渓谷的にも見えますが、ここの売りは川底から見上げたこの橋の姿でしょう。


 王子という地名由来は、付近の王子神社に祭られる熊野権現(若一王子(にゃくいちおうじ):熊野古道では九十九王子の社(神社)が道しるべとなる)の神様で、白馬の王子様ではない。
 王子製紙の創業地ですが、立地には水の恩恵よりもオーナーである渋沢栄一村(王子周辺:飛鳥山に旧邸が残る)以外の選択肢は無かったのでは……


 上は酒類総合研究所東京事務所で、醸造試験所として設立当初(1904年:明治37年)は大蔵大臣所轄(2001年まで国税局管轄〜現在独立行政法人)だったように、酒に税はついて回りますが、わが国では室町時代に始まったらしい。
 税金の話はいまどき触れたくないので、以上(レンガ造りの建物を紹介したかった)。


名主(なぬし)の滝(Map)

 ここは江戸時代、王子村の名主が屋敷に滝を造り、避暑の季節に一般開放したのが始まりとのこと。
 後に(上野)精養軒が買収し、食堂やプールが作られましたが空襲で焼失します。
 石神井川の浸食から生まれた「王子七滝」は、浮世絵にも描かれる景勝地でしたが、現存するのは地下水を水源とするここだけとなります。
 現在は名主の滝公園とされ、サギの姿も見られる。

 右の男滝(おだき:落差8m)には、23区内で最も流量の多い滝ではないかという存在感があります。
 他の流路は枯れ気味ですが、夏〜秋の増えた姿に「地下水の季節感」知り、水にまつわる環境への関心が高まれば、この公園の意義が伝わったと言えそうです。

 看板に「滝を登らないで」とありますが、沢を登っていた学生時分ならノリで取りついたかも知れませんが、ここを登りたがるのは子供か、花見の酔っぱらいくらいでは……


北区中央図書館・中央公園(Map)


 日露戦争(1904〜05年)当時、兵器弾薬等増産のため周辺に兵器工場が集約され、王子〜赤羽に至る線路沿いの高台に東京兵器補給廠(しょう)が作られます(赤羽で触れた軍事工場はここまで続く)。
 戦後は当然米軍に接収されますが、TOD(Tokyo Ordnance Depot)時代には戦車練習場や射場があったと聞き、いくら敗戦国でも首都の地で戦車の訓練が行われ、弾が飛び交ったことに驚かされました。
 ベトナム戦争時に建設された王子野戦病院への反対運動による、病院閉鎖〜返還(1971年)の実現が革新系の美濃部都知事時代というのは、とても分かりやすい時代背景です。

 上は旧軍関連施設を北区中央図書館として利用する建物。
 距離的に近い、あらかわ遊園の地に以前あった煉瓦工場のレンガが使用されたのでは? と、つなげて考えたくなります…… そんな地理学的想像って楽しい!


 隣接する北区中央公園では、間引きや枝打ちされた木材をウッドチップにして、園内の林などに散布しており、ほこりは立つが、足裏には暖かみが感じられます。
 上はチップがわたしの背丈より高く積み上げられた様子で、これを「武器よさらば」(旧軍事施設の再利用の姿)と題したら、平和ぼけと言われるだろうか?


追記──研究者・研究機関は、小保方シンドロームを克服できるか?

 研究者は研究対象と戦い、研究機関はライバルとしのぎを削ります。
 研究者は成果のために研究機関に属し、研究機関も成果のために研究者を雇いますから、両者とも一度「倫理」を見失うと短絡的な道に誘惑され、研究者のプライドよりも「成果」を求めてしまうようです。
 この期に及んでも、研究者は社会への説明責任を果たさぬまま「あるんです!」を繰り返し、研究機関は体面を保つため、外部から指摘された部分だけを理由に「不正」の判断を下します(これは中立性を示そうとする責任逃れのずるい大人の態度)。
 そんな状況からは研究機関が有利にも見えますが、ここで問われているのは「論理」ではなく「倫理」であり、研究機関所属の研究者は勝手に論文発表できないことを踏まえれば、「双方とも腐ってる」という評価に反論の余地は無いはずです。
 研究者会見の、まるで理解・信用されずも懸命に持論を繰り返す姿に、「コリン星では……」の主張を続けたタレントの姿を重ねた方も多かったことでしょう。
 あれは所属事務所の戦略ですが、研究機関の戦略はあんな会見だけではないはず……

2014/04/07

旬に敏感な国民性──荒川線沿線

2014.3.29【東京都】──「隅田川を歩く_3」


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飛鳥山公園(Map)

 花もほころぶ陽気に誘われ、もぞもぞと表に出てくる虫のようだと実感する「春」の到来です!
 農耕民族の遺伝子に組み込まれたような「花見」の季節感は、自然に従い歩む民族の証ですから、一体感を楽しむべきなのでしょう。
 短い「旬」を敏感にとらえる感度は素晴らしいのですが、「身をゆだねてしまう」スキだらけの姿は、四季の暮らしの中で最も無防備に映る瞬間ではあるまいか?(それでいいんです!)
 親たちの高揚感を察知する子供たちは、はしゃぎ、ねだりますが、「モノ」ではないことに気付いて初めて、この「春の儀式」の意味を理解していくのでしょう……

 ここは8代将軍 徳川吉宗が桜の名所として整備した公園で、当初から下の創作エイサーなど芸能活動の場となることも願っていたのではあるまいか。



都電荒川車庫(Map)

 荒川線沿線を歩いていると、今さらながら運転手は「魅力的な仕事」と再確認できます。
 ルーツは三つ子の魂でしょうが、現在では運転手の役割よりも、沿線住民の足である公共交通を安全に提供する姿に頼もしさを覚えます。
 車庫に隣接する都電おもいで広場(右)の様子には、初めは運転席への関心でも、次第に地域や地元意識の高まりが期待できる、とても大切な施設に見えてきます。

 下は車庫へ入庫時に一般道を横断する車両で、遮断機や標識もない道路を当たり前のように渡る際は、歩行者や車に警笛でアピールします。
 運転手がアイコンタクトで通行を止め安全を確認する身近さこそ、交通安全意識を高める絶好の教材です。

 それにしても「この車体は荒川線ぢゃない!」と、主張したくなります……



あらかわ遊園周辺(Map)

 右は「こどもの家─もんじゃ焼き・お菓子 きくや」。店内では子供たちと、ビールを飲みながらもんじゃを焼く若者グループが背中合わせで、これぞ「下町的な社会教育現場」という光景です。 
 ここは下町少年たちの「社会の窓:世界をのぞく場」で、ガキにとっては魅惑的な社交場と思われます。
 わたしもワクワクしながら足を運んだでしょうし、そんなガキの目には、お姉さんが近くで食べているだけでうれしくなったりするんだよね……
 気温が20度を越えたこの日、われわれは袖をまくりますが、子供たちは誘われるまま水場へ飛び込みます。
 自分のガキ時分は整備された施設ではなく自然の川などで遊ぶため、裸足になれず靴のまま入ったので、水びたしのズックを「グジュグジュ」させて帰ったものでした。
 楽しい反面、後ろめたさも感じる(段々気持ち悪くなる)ことから、「快楽」と「後悔」を学びました。
 でも、裸足で遊び足を拭いて乾いた靴で帰るガキどもは「快楽」だけですから、「後悔」をどこで学ぶのだろうか……
 ここはこどもの遊園地じゃなかった? と思うも「楽しんだ者勝ち!」が伝わってくる絵です。
 なんだか昭和期の演出過剰な「としまえん」の広告のような笑みは、見る側も明るくさせてくれます。

 あらかわ遊園は煉瓦工場跡地に作られますが、その際に築かれた煉瓦塀は現在も周辺住宅の塀として利用されます(下)。
 1922年(大正11年)開園当初は、大浴場、演芸場、料亭などのあるヘルスセンター的施設。戦時中に砲台が設置されますが、1950年から荒川区立遊園地となります。

 明治期の工場立地には物資輸送用の水路確保が重要でしたが、現在は観光水上バスの発着場が設置されます。



追記──+3%では済まない価格改定

 今回の消費税増税は、企業に絶好の価格改定機会を与えることになりました。
 デフレで苦しんできたウミを、ここで出してしまいたいとの考えは、歓迎できないが理解できる面もあります(高額商品は覚悟できるも、ランチは無しでしょ!)。
 それは企業の勝手な「自己都合」ですから、景気回復を実感できな消費者からNOの判断が下され、見込み以上の落ち込みに対して再度の改定を迫られるのではないか?
 増税前から円安による物価上昇を実感する者は、すでに低価格品へのシフトを模索し始めますから、経済格差二極化の「底辺」いじめというのが、8%一週目の印象です。


追記──またGoogleから離れる心

 近頃Blogにアップした写真が汚いので試行錯誤しながら調べてみると、picasaという画像データベースにアップする際、勝手に「画像修正」されていることを知ります(今回も運転席の子供の写真で、下の子供の頭が確認できません)。
 確かに「うまく撮れなかったけど、これなら見れるね」というユーザが圧倒的に多い事は理解できるし、利用規程が変更されても読まないのも悪いが、写真を勝手に修正するのは許せません!
 多数派サービスを全体に押しつけるのは、大企業的で勝手が過ぎます……


追記──マー君、初登板初勝利!

 これで日米通算100勝って早くない?(8年目、25歳)
 でも、昨年は24勝もしたんだから当然か……(振り返っても信じられない)
 新天地での活躍を期待して、応援しましょう!